という、未知の可能性を
切り拓きたい。New Business Department
Sports Business Unit
2004年 入社
化学品や電子材料などの営業部署に配属
2011-13年 上海へ赴任
マネージャーとして複数の事業を立上げ
2014年 日本に帰国
欧州・中国・ロシア・アフリカ市場をそれぞれ担当
2020年 スポーツビジネスユニットを新設
スポーツ事業を本格スタート
高校時代はサッカーに明け暮れ、単身ブラジルでサッカー留学を経験。
CBC入社後も、誰もやったことのない新規事業を形にするべく、
スポーツビジネスの舞台で挑戦を続ける。
未知なるフィールドで塚本は何を考え、いかに行動を起こしているのか。
様々な問いに答えてもらいました。
具体的には、スポーツ・エンターテイメント業界向けの新しいビジネスモデルの構築や、テクノロジーを活用した商品・サービスの企画、マーケティングや営業など多岐に広がります。
例えば近年、スポーツ業界では試合の映像データを収集・分析し、チームや選手にフィードバックすることで競技パフォーマンスの向上に活用する取り組みが加速中です。CBCはこの領域で事業を営むテクノロジーのスタートアップと協業し、国内外のネットワークを活用した市場展開のサポートのほか、出資やジョイントベンチャーなどを通じた事業の共創を行っています。
また他にも、スポーツ観戦を視聴者がよりインタラクティブに楽しむためのAIプラットフォームサービスの導入など、映像技術を活用した新たな事業創出を次々と手がけています。
当時、商社が本格的にスポーツビジネスに参入している事例は皆無で、マーケットの規模もまだ小さなものでした。社内で稟議を通すにも、いきなり「スポーツビジネスをやりたい」と主張するだけでは、当然ながら理解を得ることはできません。
商社とスポーツという、一見かけ離れたもの同士をどう結びつけて収益化するのか。最先端の取り組みが進む欧米の事例やトレンド、市場動向などを徹底的に調べ上げ、ビジネスとしての可能性を何度も説明し、粘り強く交渉しました。
また私には、やるからにはNPOやボランティアとしてではなく事業として成立させたいという信念がありました。そのために各地のイベントやセミナーに積極的に足を運んだり、テクノロジー業界の方を紹介してもらって話を聞くなど、とにかく人と会ってネットワークを広げました。
前例のない取り組みゆえに苦労や孤独を感じたこともありましたが、それ以上に既存のビジネスや部署では経験できない達成感を味わうことができ、挑戦させてくれたCBCに感謝しています。
「自分で決断したことに後悔はない」ということです。
子どもと一緒に遊んだり、旅行することがリフレッシュになります。また、以前はゴルフやフットサル、サーフィンなどをよくやっていましたが、最近はできるだけ今までに経験してこなかったことにも挑戦中です。例えばサッカーボールを使ってゴルフをするフットゴルフや、日本の伝統文化である茶道など、新しいことも始めています。家とも職場とも違う、もう一つの居場所を作ると上手にリフレッシュできるのではないでしょうか。
これまでの取り組みで一定の成果は得たものの、日本と世界を比較すると、産業の規模を含めてまだ課題は山積みです。もっとグローバルな視点で事業をスケールアップさせるために、CBCの海外拠点との連携を深めながら次の一手を講じていきたいと考えています。
また、スポーツスタジアムは常に集客面での課題を抱えています。スポーツの試合は年間の開催日数が限られており、試合以外の日にどれだけ人を呼べるかが重要です。そこで鍵を握るのが、エンターテイメントの活用。例えば音楽のライブを開催したり、映画を上映するなど、スタジアムをスポーツ以外の機能を持った施設にすることで、もっと人が集まる場所に変えられる可能性があります。このようにスポーツとエンタメは密接に関わっており、その両面に深く切り込んで挑戦を続けていきたいですね。
新しい事業を興す時に一番重要なのは、何としてもやり遂げるという意志を抱くこと。そして周囲を説得し、巻き込むための説得材料を持つことです。組織の中でビジネスを立ち上げる以上、思いを掲げるだけでなくそれが社会にどう役立ち、いかに事業として成り立つのかを周りに伝える必要があります。また、会社には一人ひとりに配属された部署で果たすべき役割があります。私自身がそうであったように、日常業務を遂行しながら新しいチャレンジをしようとするなら、一日24時間の残りの時間をどう活用するべきか、自分の頭で考えて行動することが大切です。
CBCには自ら主体的に考え、発言し、行動に移すことのできる自由闊達な環境があります。好奇心を持って何かを成し遂げたい方には絶好の舞台だと思います。ぜひ、私たちと一緒にあなたの「好き」を究めてみませんか。