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CBCの人々

ベテラン社員に、
入社からどのような道を
歩いてきたかを聞きました。
みなさんの20年後、30年後の姿を
イメージする手がかりになるかもしれません。

取締役常務執行役員 ライフ プロダクツ ディビジョン 一井 宏明 Hiroaki Ichii
取締役専務執行役員 ライフ プロダクツ ディビジョン
 一井 宏明 Hiroaki Ichii

入社〜新入社員時代がむしゃらに勉強した新人時代

  • 入社間もないころ。海外からのお客様と築地にて

    入社間もないころ。海外からのお客様と築地にて

就職活動をしていたとき、タイトルは忘れましたが、ニューヨークを舞台した映画を観たんです。ウォールストリートでの成功を目指す証券マンの姿を描いたものでした。そのとき、ふと「海外で働くのもいいなあ」という思いが浮かんできたんです。
実をいえば、そのときすでにあるメーカーの研究部門に内定をもらっていたのですが、研究室で日々研究に取り組む仕事と、海外を飛び回りながら営業する仕事を秤にかけて、よし商社を当たってみようと思い立ったんです。動機なんて、単純なものです(笑)。
海外拠点が多いことに加え、私の専攻はバイオテクノロジーだったので、化学に強いCBCなら知識が生きる場面もあるかもしれないと応募。運良く拾ってもらえました。
もっとも、入社してみると大学時代の知識は、ほとんど役に立ちませんでした。医・農薬の原材料を扱うチームで、少しはバイオテクノロジーの知識が生きましたが、なにより仕事をどうやってやるのか、さっぱりわからない。まずはお客さんのことを知ろうと、売掛金の集金係を買って出て、毎月取引先を回ったり、空いた時間は有機化学の本を読みふけったりと、とにかく勉強漬けでしたね。
そんな中で楽しかったのは、先輩達の成功談、失敗談を聞く時間でした。部署には海外赴任の経験者が大勢いて、仕事のこなし方も、知識の豊富さも、私から見れば、まさに雲の上。そんな先輩達の話は、聞くだけで想像をかき立てられてわくわくしましたし、いちばんの勉強になりました。

中堅社員時代転機となったロンドン駐在

  • 多くのことを学んだロンドン駐在時代

    多くのことを学んだロンドン駐在時代

1995年、28歳のときロンドンに赴任しました。念願の海外勤務です。400人を超える社員がいて、それぞれの仕事の専門分野がきっちりと分かれている本社と違い、ロンドン支社は総勢50人ほどのこじんまりした世帯です。そうすると、自分でやらなければいけないことが、格段に増えます。日本にいるときは、得意先回りや新規事業のアイデアを練ることに集中していられたのですが、ロンドンでは財務も人の管理も、すべて自分の役目。資金繰りに頭を悩ませるのも、仕事のうちでした。スケールこそ小さいものの、投資して会社を立ち上げるといった仕事も経験しました。大変でしたが、ビジネスの基本となることを、弱冠30歳前後で一通り経験できたのは、その後の私の人生に大きく影響しています。

管理職へ事業を拡大。ぞくぞくする経験

33歳で帰国して、改組で名称は変っていたものの、入社時と同じ、医薬品や農薬を扱う部署に復帰。35歳でリーダーを任されました。チームを率いる立場です。いまでこそ黒字部門ですが、当時はまったく寂しいもので、問題児扱いされていました。でも、そういうところの方が、気持ちが奮い立つんですよね。マネージャー的立場ではありましたが、私は根っから現場好きなもので、自身でもどんどん営業に行きました。いわゆるプレイングマネージャーですね。
現在、大きな事業になっているフェロモンを使った農薬に本格的に力を入れ始めたのもこの頃です。メーカーの方とヨーロッパまで出向き、現地の人もチームに巻き込んで売り歩きました。はじめは、そんなもので本当に効果があるのかとだれもが半信半疑でしたが、諦めずに機会を作り、真摯に説明することを繰り返していくうちに、使ってみようと言ってくれる人が一人二人と現れ、ついには、その事業をコアにしてバイオ農薬の現地企業を買収するところまで発展しました。いま思い出しても、ぞくぞくするような体験でしたね。

みなさんに伝えたいこと新しいことに挑戦する勇気を

この仕事で、もっとも大事なことは「勇気」だと思います。
新しいビジネスに挑戦するときは、常に失敗するかもしれないという不安がつきまといます。しかし、それを振り切ってでも前へ進める勇気があって初めて新しいビジネスが切り拓けるのです。
CBCは、若い人にもどんどん任せていきます。少し難しいかなと思うことでも、どんどん任せていく。そこでは、未知のものに挑戦する勇気が何よりも大切です。
私の役目は、その一歩をバックアップすること。私が経験したことをみなさんに伝え、ビジネスを進めるうえでサポートすることはできます。しかし、これからの時代にふさわしいチャンスを見つけるのは、若い人の仕事です。ぜひ、勇気を振り絞って挑戦してください。